三度のご飯より音楽が大好きな私が、毎日聴きたい、皆に聴かせたい、幸せ気分のおすそわけ。
　とびっきりの聴養音楽！18曲入りのＣＤバーバラちょうよう(聴養・重用・重陽・長幼)音楽とは一年で最も重用とされる(永久の繁栄を願う)9月9日の重陽節句(菊の節句)の「菊＝きく」 にちなんで、「聴く」聴養音楽であり、長幼(大人から子供まで)の皆様の永久の繁栄と楽しい幸せな毎日を願って名付けました。

　都倉俊一さんといえば、9曲連続ヒットチャート1位を記録したピンク・レディーや高橋真梨子、山本リンダなどの大ヒット曲の数々を世に送り出し、あらゆる賞を総なめにしたスーパーヒットメーカー。今もなお、グローバルに活躍中であることはよく知られています。
　しかし、30年前、日本初のポップスオーケストラといわれる都倉俊一グランドオーケストラの「ホワイトディスク・コレクション」があったことを知る人は、あまりいないかもしれません。
　当時、音楽業界では珍しい真っ白なLP5枚組に収められたのは、すべて都倉さんの編曲演奏による、ストリングスの魅力をフルに生かし華麗な演奏で彩られた、100曲近いイージーリスニングの名曲ばかりでした。
　「音楽」は、「音で楽しく、楽になる」。「食」は、「人に良いもの」と書きます。おいしい食べ物や美しい音楽は、お医者さまでも草津の湯でも治せない、恋の病までも癒してくれるのです。
　都倉俊一さんは、私同様、食楽の国・日本の外交官を父に持ち、音楽の国・ヨーロッパで子ども時代を過ごしました。父同士の赴任先が同じ西ドイツ(当時)のボンであった時代もあり、都倉さんのお母さまは、私の母と親しく、私を子供の頃からとてもかわいがって下さった、私の大好きなおばさまでした。
　都倉さんとはあまりお会いする機会がなかったのですが、昭和54年、母が亡くなった年のクリスマスに、おばさまのお心づかいでしょう。出来たばかりのこの「ホワイトディスク・コレクション」を贈って下さったのです。
　母の看病と育児疲れ、そして母の死、私の膠原病と、気の休まることのなかった私は、それを聴く度におだやかでとても幸せな気持ちになれたのです。
　イライラして眠れないとき、朝だるくて起きられないとき、掃除、洗濯、料理や仕事、入浴のときも、いつでも幸せな気持ちにしてくれたこの音楽を、レコードプレーヤーのない今、またどうしても聴きたいという私の夢が、CDという形に姿を変えて実現できました。
　お酒の飲めない私を気持ちよく酔わせてくれた都倉さんの「ホワイトディスク・コレクション」の中から、家の中でも車の中でも、毎日聴きたい、他人［ ひと］にも聴かせたい、幸せサウンド凝縮のとびっきりの聴養音楽を18曲選び、CDに収めました。

■バーバラちょうよう音楽ＣＤ
18曲を１枚のＣＤに収録・8ページのブックレット付（18曲への思いと解説）

1.サウンド・オブ・ミュージック（The Sound Of Music）　
2.ＢＯＹ　
3.あなたしか見えない (Don’t Cry Out Loud)　
4.リヨンの星座 (Sing Me A Song In The Starlight)　　
5.マイ・ウェイ (My Way)　　
6.ララのテーマ〜ドクトル・ジバゴより (Lara’s Theme)　
7.エーゲ海の真珠　(Penelope)
8.愛すれど悲し〜グリースより (Hopelessly Devoted To You)　　
9.白い恋人たち (13 Jours En France)
10.やさしく歌って (Killing Me Softly With His Song)　
11.ある愛の詩 (Theme From“Love Story”)　　
12.いそしぎ ( The Shadow Of Your Smile)
13.魅惑の宵〜南太平洋より (Some Enchanted Evening)　　
14.イエスタデイ (Yesterday)
15.追憶 (The Way We Were)
16.フィーリング (Feelings)　　
17.シェルブールの雨傘 (I Will Wait For You)　
18.ミスター・ロンリー〜グローイング・アップより (Mr.Lonely)